南米大陸初のリージョン選手権、TCRサウスアメリカ・シリーズに参戦した各陣営が、この4月にも開幕戦を実施するブラジルのアウトドローモ・ヴェロチッタで合同テストを開催するとともに、会期と前後して2年目に向けたチーム体制を続々とアナウンス。ホンダ陣営のスクアドラ・マルティーノやリンク&コーを走らせるPMOモータースポーツが陣容を確定し、現チャンピオンチームのW2プロGP(旧W2レーシング)はホンダからクプラへのスイッチを発表した。また、TCRサウスアメリカ主要開催地のひとつであるブラジルでは、2023年にも単独の国内選手権発足が計画されている。
昨年のTCRサウスアメリカ立ち上げ成功を背景に、今回TCRブラジル・シリーズ創設に本格的なGOサインが下された。現状で少なくとも全6戦のイベントがカレンダーの一部になると見込まれており、2018年以来国内で最初の前輪駆動ツーリングカー選手権が発足することになった。