「チームスタッフ全員を祝福したいと思います。この勝利により、チームはふたたび力強いパフォーマンスを証明しました。我々の新しいレースカーであるアウディR8 LMS GT3エボIIは、強豪マシンがひしめく中で、絶対的な戦闘力を秘めていることを示しました」
今回の耐久レースでは、他のアウディR8 LMSも素晴らしい成績を収めました。クリストファー・ハーゼ/ニコ・ミューラー/パトリック・ニーダーハウザー/レネ・ラスト組の22号車は表彰台こそ逃したものの、4位でフィニッシュしました。アウディスポーツ・チーム・カーコレクションから参戦したこのカルテットは、2列目からレースをスタートし、長時間にわたってトップ争いを繰り広げました。しかし、2回のペナルティにより、レース終盤の数時間で優勝争いから後退してしまいました。
さらに他の2台のアウディR8 LMSもトップ10入りを果たしました。シェーラースポーツ・チーム・フェニックスのミケーレ・ベレッタ/クバ・ギエルマジアック/キム-ルイス・シュラム/マーカス・ウィンケルホック組の16号車は5位でチェッカーを受けました。また、ライオンスピード・バイ・カーコレクション・モータースポーツチームから参戦したマティア・ドルディ/パトリック・コルブ/クリストファー・ミース/パトリック・ニーダーハウザー組の24号車は、6位でフィニッシュラインを通過しました。
ライオンスピード・バイ・カーコレクション・モータースポーツチームのデニス・フェッツァー/クラウス・コッチ/デニス・マーシャル/サイモン・レイチャー組の23号車は13位となりました。シェーラースポーツ・チーム・フェニックスのリカルド・フェラー/ケルビン・ファン・デル・リンデ/ヴィンセント・コルブ/フランク・スティップラー組の5号車は、ファン・デル・リンデが夜間に走行中、周回遅れのマシンをパスする際に接触して、今回参戦した7台のアウディR8 LMS中、唯一のリタイアとなりました。
プロ・アマクラスに参戦したツインブッシュ・バイ・エキップ・フィテス・チームのエリア・アーハート/ミハエル・ハイムリッヒ/ピエール・カッファー/アルノ・クラーゼン組の11号車は、総合14位でフィニッシュしました。
激しい戦いが繰り広げられたTCRクラスには、マックス・クルーゼ・レーシングチームからアウディRS3 LMSが参戦しましたが、アクシデントによりリタイアを余儀なくされました。
