前戦勝者ジョーイ・ロガーノ(チーム・ペンスキー/フォード・マスタング)がステージ2を奪うと、レース後半に向け優位に立ったのが、8番手スタートから終始トップ5圏内で戦ってきたスアレスで、クリス・ブッシャー(RFKレーシング/フォード・マスタング)やケビン・ハーヴィック(スチュワート-ハース・レーシング/フォード・マスタング)らを従え首位に立つ。

 残り30周を切り、背後の2台がアンダーグリーンで最後の作業を終えるなか、前出のトップチームが起因となった最後のイエローで、ピットから「正しいコール・タイミング」を受けて飛び込んだスアレスは、ブッシャーとマイケル・マクドウェル(フロントロウ・モータースポーツ/フォード・マスタング)を従えてトップチェッカー。

 スアレスがトラックハウス・レーシングチームに今季3勝目をもたらすと同時に、オースティン・シンドリック(チーム・ペンスキー/フォード・マスタング)、チェイス・ブリスコ(スチュワート-ハース・レーシング/フォード・マスタング)、そして僚友チャスティンに並ぶ今季4人目のシリーズ初優勝者となった。

「本当にクレイジー! 頭のなかにいろいろな考えや思いが浮かんで、ここまで本当に長い旅だった……。カップシリーズはタフな場所だったが、このポイントに到達するのを手伝ってくれたすべての人たちが最後まで僕を信じてくれたんだ」と、喜びを語ったスアレス。

「メキシコには僕の家族をはじめたくさんの支援者がいて、彼らは決して誰もあきらめなかった。僕らがその想いを受け、こうして機能させ形にすることができたことを、とてもうれしく思うよ」

 一方で併催のキャンピング・ワールド・トラックシリーズ第12戦は、ゼイン・スミス(フロントロウ・モータースポーツ/フォードF-150)とのラスト2周の勝負を制したカイル・ブッシュ(カイル・ブッシュ・モータースポーツ/トヨタ・タンドラTRD Pro)が今季シリーズ初優勝。これでカイルはトラック通算62勝目、10年連続勝利の記録を打ち立てている。

 また、服部茂章率いるハットリ・レーシング・エンタープライゼスは、16号車タイラー・アンクラムが9位に入り今季4度目のトップ10、そしてチェイス・パーディの61号車は15位でフィニッシュしている。

クリス・ブッシャー(RFKレーシング/フォード・マスタング)とマイケル・マクドウェル(フロントロウ・モータースポーツ/フォード・マスタング)は、惜しくも届かず
クリス・ブッシャー(RFKレーシング/フォード・マスタング)とマイケル・マクドウェル(フロントロウ・モータースポーツ/フォード・マスタング)は、惜しくも届かず
今季16戦で12人目のウイナーに輝いたスアレス。チームメンバーも“ナイスガイ”の勝利を祝福するムードに包まれた
今季16戦で12人目のウイナーに輝いたスアレス。チームメンバーも“ナイスガイ”の勝利を祝福するムードに包まれた
キャンピング・ワールド・トラックシリーズ通算62勝目、10年連続勝利の記録を打ち立てたカイル・ブッシュ(カイル・ブッシュ・モータースポーツ/トヨタ・タンドラTRD Pro)
キャンピング・ワールド・トラックシリーズ通算62勝目、10年連続勝利の記録を打ち立てたカイル・ブッシュ(カイル・ブッシュ・モータースポーツ/トヨタ・タンドラTRD Pro)

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