最近、サーキット内外でレーシングドライバーをはじめ、モータースポーツ関係者を中心に人気急上昇中のレザーブランドがある。ブラックとレッドのロゴの『ノイインテレッセ』がそれだ。デパートやバッグ、小物のショップでも急速にそのロゴを見かけることが増えてきたが、いったいどんなブランドなのだろうか?
革服飾雑貨を製作、販売、キプリスなどの代表的ブランドで知られるモルフォは、日本ならではの緻密で繊細な革製品の製作で定評があるメーカー。そんなモルフォが、雑誌『GoodsPress』とコラボレーション。過酷な条件下に置かれることが多い自動車用の最先端レザーを使った革小物をリリースしたのが、この『ノイインテレッセ』の始まりだ。
暑い日中は高温にさらされ、ドライバーと直接触れることから、摩耗等の厳しい条件にも耐えなければならない自動車用のレザー。その素材をバッグや財布等の革製品に活かせば、日常でも十分な耐久性があることは想像に難くない。こうして誕生した『ノイインテレッセ』のレザーアイテムは、自動車用レザーならではのメカニカルな風合いを持ちながらもしっとりと手に馴染み、かつ長く使える耐久性を持ったものとなったのだ。
『ノイインテレッセ』の製品はその由来はもちろん、機能性もクルマ好き、モータースポーツ好きを惹きつけるものが多い。特殊ウレタン・エンボス加工された“レンクラッド”、イタリアの有名ステアリングメーカーも使用するキノリー社製のレザーを使う“シャッテン”や“メタ”など、ハイブリッドレザーと呼ばれる自動車用のリアルレザーを使ったアイテムたちは、耐摩擦制や耐光性、耐熱性、グリップ性に優れているという。
ノイインテレッセ ブランドホームページ
http://www.neuinteresse.com/
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「もともとはクルマありきで立ち上げたブランドではないんです」と語るのは、ノイインテレッセブランドを手がけるモルフォの石岡晃二広報担当。『GoodsPress』掲載後反響が多く、都内のデパート等に出店したところ、さらに大きな反響があったという。その後、モータースポーツを使ってブランドのイメージを展開するべく、BMWオーナーズカップ等へのサポートを開始。スーパーGT第5戦鈴鹿で好走を披露した、坂本祐也へのサポートも行っている。
現在では坂本のほか松田秀士、二輪の山口辰也へのサポートも行っているノイインテレッセ。もちろんすべてのドライバー、ライダーがノイインテレッセのアイテムを愛用しており、この9月には、坂本が監修した『パープルレーベル・バイ・ユウヤサカモト』がリリースされる。美しいパープルのヘルメットを被る坂本をイメージした、鮮やかなパープルがあしらわれたこだわりのシリーズだ。
男性ファンにとっては“語れる”コレクションであることは間違いない、この『ノイインテレッセ』のレザーアイテム。現在、サポートドライバー以外にも、モータースポーツ関係者に“口コミ”で愛用者が増えている。まずは店頭でその質感を確かめてほしいところだ。
なお、大阪の大丸梅田店では9月11日から24日まで、8F紳士用品売場でフェアを開催予定。9月23日には坂本も来店予定で、トークショーや『パープルレーベル・バイ・ユウヤサカモト』の先行発売なども行われる予定だ。
ノイインテレッセ ブランドホームページ
http://www.neu-morpho.jp