2012年F1モナコGPの木曜プラクティスで、ケータハムのヘイキ・コバライネンは18位/21位、ビタリー・ペトロフは19位/16位だった。
■ケータハムF1チーム
ヘイキ・コバライネン フリー走行1=18位/2=21位
午前中のセッションはとても順調だった。序盤に新しいサスペンションパーツを試し、それはすごくいいフィーリングだった。その後は通常のFP1のセッションを過ごし、プライムタイヤで走った。でもセッション終盤にトンネルに入った時にエンジンが壊れてしまった。ニュートラルにエンゲージした瞬間にリヤアクスルがロックし、そのためFP1は少し早めに終了することになった。FP2では全員が雨という問題に直面した。僕らはスーパーソフトで2周ほど走ったが、フライングラップに入ることはできなかった。だからそれに関しては土曜日にまた見てみなければならない。最後の走行をインターミディエイトで走り、ターン5に差し掛かった時、マシンがまっすぐ行ってしまった。そこはかなり滑りやすかったんだ。でもダメージはなく、僕はマシンを止めて、そこで終了ということになった。
ビタリー・ペトロフ フリー走行1=19位/2=16位
今日は両セッションともうまくいった。午後にもう少しオプションタイヤで走る時間がとれればよかったが、スーパーソフトでの走行が雨に邪魔された。でもそれはほとんど全員が同じことで、僕らは皆同じ条件だ。FP2ではマシンのフィーリングがすごくよくて、インターミディエイトで出て行った時、コースはとても滑りやすかったけれど、それでも初期段階としてまずまずのバランスが得られていると感じた。ここは、一切ミスを犯さず、絶対にチェッカーフラッグを受けるまで走り続けなければならないレースだ。週末を通してものすごくトリッキーなコンディションになるだろうが、ここで何周か走ってみて、今後のセッション、そして日曜のレースに向けていい感触を持っている。