ニッサンは、今年のF1日本グランプリにおいて、スタッフや機材などの輸送用として『NV350キャラバン』8台をレッドブル・レーシングに供与すると発表した。
ニッサンは昨年よりレッドブルと小型商用車(LCV)のグローバル公式サプライヤー契約を結んでおり、チームの本拠地や各グランプリ開催国において、70台以上の車両を提供している。
そんな中、今年の日本グランプリでは、様々な使い方に対応できるNV350キャラバンが昨年に引き続きレッドブルに供与されることとなった。昨年6月に発売となったNV350キャラバンは、燃費やデザイン、荷室空間、装備など、さまざまな点で高評価を得ているモデルだ。
レッドブルのチームプリンシパル、クリスチャン・ホーナーは、今回の決定について次のように語った。
「昨年度の日産のLCVパートナーシップは、我々のチームの成功に貢献してくれた。日産LCVはあらゆるレースにおいて、我々の多様な運搬ニーズに応え、信頼できるパートナーとして不可欠な存在であることを証明してくれた。今回の日本グランプリで、また、『NV350キャラバン』が、我々のレースオペレーションを支えてくれることとなり、大変に心強い限りだ」
また、ニッサンの村上秀人執行役員(LCV事業本部担当)は次のように述べている。
「当社のホームマーケットである日本のグランプリにおいて、今年度も『NV350キャラバン』が提供できることを、大変嬉しく思います。私どもの商品が提供する革新性や多用途性、利便性が、チームのレースオペレーションを支え、チームの勝利につながることを願ってやみません」