経営破綻したケータハムがクラウドファンディングで復帰計画を進めていることに、F1の商業権所有者であるバーニー・エクレストンは、F1にとっての“惨事”と非難を表明した。

 財政難による経営破綻でアメリカGPとブラジルGPを欠場しているケータハムは、今月5日にクラウドキューブのサービスを利用したクラウドファンディングのプロジェクトをスタート。広く一般のファンから資金を募り、最終戦のアブダビGPに復帰する計画を明らかにした。

 彼らが定めた目標金額は235万ポンド(約4億2300万円)で、期限を11月14日(金)に設定。この期日までに目標金額に届かなかった場合はアブダビGPへの出走を断念し、それまで集まった支援金は全額返金するとしている。

 しかし、F1の商業権所有者であるエクレストンは、ケータハムの計画に賛同しないと述べ、チームがF1で戦う余裕がないのであればグリッドを去るべきだとの考えを示した。

「それが彼らのしたいことであれば、それはファン次第だ」と、エクレストンがインテルラゴスのパドックで語った。
「おそらく、人々はチームに投資するだろう」

「だが私は、F1にとって惨事だと思う」
「我々は、物乞いのようなことを望まない。F1で戦う余裕がなければ、何か他のことを見つけなければならない」

 エクレストンは、複数のチームがこれほどの財政難に陥ったことに当惑していると述べているが、彼らの問題を管理することが自分の仕事ではないと言う。

「彼らがお金をどう使うのかなど知らない。私は彼らの金に手をつけないし、ただ提供するだけだ」
「我々は、チームに年間おそよ9億ドルを提供するが、我々がそれに手をつけることはない」

「問題は、彼らが本当に(資金の問題を)理解していないということだ。人々は勝ちたいし、ここにいるすべてのチームは勝つことを望んでいる。一部のチームは多くの資金を得て、それを費やしているんだ」

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