今季WRC初戦のラリーモンテカルロ開幕を1月14日に控え、選手権屈指の難関ラリーに向けて準備に余念がないMスポーツ陣。先週はラリーエリア周辺でのテストに費やした。モンテカルロは、今季唯一、選択できるミシュランのコンパウンドがパイロットスポーツのソフト、スーパーソフト、パイロットアルペンのスタッド、ノンスタッドの4種類となる。今季は、ラリー拠点がここ数年おかれてきたヴァランスからギャップに変わるため、ルートも変更されるが、それでも経験が物を言うイベントであることには変わらない。

 今季、フォードに復帰するミッコ・ヒルボネンは、2010年にIRCとして開催されたモンテでフォード・フィエスタS2000を駆り優勝を果たしているほか、WRC開催の2008年には2位に入っている。

「このチームに復帰し、またフィエスタをドライブできることで、とてもワクワクしている」とヒルボネン。「モンテはコンディションが変わりやすいので、タイヤ選択が鍵。テストではあまり雪がなく気温もかなり温暖だったので、天気がこのままだとうれしいね。戦況は始まってみないと分からないが、もちろん気持ちの中ではポディウムフィニッシュを狙っている。今季は激戦になると思うし、最初は多少のリスクを負ってもいいだろうと考えている。それで様子を見てみないとね」

 チームメイトのエルフィン・エバンスは、競技参戦としてモンテカルロに臨むのは今回が初めて。フィエスタRS WRCでの参戦も2回目となる。しかし、コ・ドライバーのダニエル・バリットは、奴田原文雄のコ・ドライバーとして参戦した2006年にPWRC優勝を果たしている。

「モンテでは経験を積むことを目指す。フィエスタRS WRCでは、競技ではグラベルしか走ったことがないからね」とエバンス。先週はじめからテストを始め、様々な路面を走ることができた。フィニッシュランプに上がることを目指すよ」

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