ダイムラーは16日、プレスリリースを発表し、今季のダブルワールドチャンピオンであるブラウンGPの75.1%の株式を取得、来季から“メルセデス・グランプリ”という名で参戦すると発表した。

 ダイムラー社が発表したプレスリリースによれば、今回の決定により、ブラウンGPの株式をダイムラーAGが45.1%の株式を取得、ダイムラーの大株主のひとつである中東のアーバー・インベストメンツPJSCが30%を取得。新たにメルセデス・グランプリと名前を変え、正式にメルセデスベンツの100%所有のワークスチームとしてF1世界選手権に参戦することとなった。

「メルセデスベンツは世界で最も有名な高級車ブランドだ。このブランドはいつもパフォーマンスを向上させるために、さまざまなフィールドにおいて挑戦し続けてきた」と語るのは、ダイムラーAGのCEOであるディーター・ツェッチェ博士。「F1の新たな時代において、我々は新たに自分たちの手によってシルバーアローのチームを結成し、この最も重要なモータースポーツの世界でレースに挑むことになる」

 新たにメルセデスGPとして誕生することになるチームは、リーダーとしてこれまで同様ロス・ブラウンがリーダーシップを執り、これまでメルセデスベンツのモータースポーツ責任者を務めてきたノルベルト・ハウグが共同で運営にあたるという。ダイムラー社からは、今回の発表に合わせてシルバーに彩られたブラウンGPのマシンの合成画像がリリースされた。

 ドライバーについては、ニコ・ロズベルグとニック・ハイドフェルドが噂に上がっていると言われている。1995年以降、親密な関係でF1を戦ってきたマクラーレンとは15年に渡るパートナーシップ関係に終止符が打たれることが発表されたが、一方でマクラーレンとの新たな関係と、2015年までのエンジン供給決定の発表が為されている。

 ブラウンGPでワールドチャンピオンを獲得したジェンソン・バトンの去就については触れられていない。

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