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ラリー/WRCニュース

投稿日: 2015.06.26 00:00
更新日: 2018.02.17 08:56

モンスター田嶋、2日目も走行を重ねクラス2番手


2015.6.25

コロラドスプリングス U.S.A – パイクスピークEVチャレンジ実行委員会

2015 パイクスピーク・ヒルクライム レースレポート
6.25 練習/予選走行2日目

 練習/予選走行2日目は、ミドルセクションで行われた。グレンコブをスタートしたマシンはほどなく森林限界線を超え、急峻な斜面に刻まれたつづら折れのカーブをいくつも抜け標高を上げて行く。半径が小さいコーナーを、きつい勾配で繋いだコースであるため、コーナーでは急減速によって一気に車速を落とし、次のコーナーに向かってダッシュして行く。ここで、いかにスピードを乗せることができるかがタイム短縮の鍵になるコースだ。

 これまでと同様に、日の出前の午前5時30分に走行開始。森林限界線を超えるため風を遮る物が無く、冷たい風が吹き付ける。太陽が出て路面を暖めるまでは慎重なドライビングを要求される。“Tajima Rimac E-Runner Concept_One”を駆るモンスター田嶋は3回走行し、貴重なデータをチームに持ち帰った。

 チームでは、ニューマシンなら必ず遭遇するであろう課題を、これまでのテストを通じていくつもクリアしてきた。昨日までの走行で残る課題はほぼ明確になっており、今日も、練習走行とその後のプライベートテストを通じて調整と走行を繰り返し、多くのパターンをテスト。四輪独立制御の熟成を進め、ドライバビリティ向上とトラクションの改善に取り組んだ。“Tajima Rimac E-Runner Concept_One”は、着々とデータを蓄積し鍛え上げられている。決勝まで残り2日、チームでは決勝のスタートラインを見据えて、引き続きハードワークをおこなって行く。

ドライバー モンスター田嶋コメント
「最初の走行では、また去年と同じ1コーナーでスピンをしてしまいました(笑)。それは、サスペンションのセッティング変更で解決しましたから、もう大丈夫です。そんなこともあって、きちんと最後まで走れたのは1回だけでしたが、ポッと走っただけでも去年のタイムを6秒上回っていますから、悪くない感触です。去年のマシンより若干重量が増えていますが、パワーが上がったり、トルクベクトル制御でタイヤを上手く使え るようになったりしてそこまで来ていますので、それをもっと上手くセッティングしようということで、今もテストで色々と試している所です。あとは、トルクベクトル制御が、もっと僕の走りに安定してマッチするセット ができれば…。四輪独立制御のエンジニア、タイヤのエンジニア、それぞれの専門家が全員で注力していますからクルマはもっと良くなります。今日は非常に手応えのある一日になりました。」

 明日の練習走行3日目は、再びトップセクションを走行する。また、夜にはコロラドスプリングスの中心街で「ファンフェスト」が開催される。3万7000人の観客が訪れる一大イベントで街全体がパイクスピーク・ヒルクライム一色に染まり、最高のムードで決勝レースを迎える。

Practice/Qualify Day2  Electric Modified Div. RESULT

Pos. No. Driver Car Run1 Run2 Run3 Run4 Run5 Run6
1 3 Rhys Millen eO DNS DNS 02:18.1 02:16.4 DNS 02:15.1
2 1 Nobuhiro Tajima TAJIMA 02:31.2 DNS 03:03.2 DNS DNS 02:24.9
3 83 Tim O'Neil Entropy Racing  03:12.8 03:09.4  DNS 03:05.8
4 82 Rick Knoop Entropy Racing  03:26.9 03:21.5  DNS DNS
*Unofficial

チーム公式WEBサイト・画像等
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