1月21日のラリーモンテカルロ競技4日目は、モナコの北側に広がる南フランス山岳地帯を縫う2本のコースを2度走行する構成。2回目のループステージは19時34分スタートと、完全に日が暮れてからの走行となる。
 名所チュリニ峠を含む最初のSS14でベストを刻んだのは4位のミッコ・ヒルボネン。
 しかし続くSS15では、3位のソルベルグが猛スパート。2番手タイムのセバスチャン・ローブに8.4秒差をつけるファステストタイムを出した。さらにソルベルグは、暗闇の中SS16、17も最速で駆け抜け3連続ベストをマーク。ヒルボネンとの差を1分4秒9と大きく広げ、2位ダニ・ソルドに19.1秒差まで迫った。

「素晴らしい気分だ。最高の走りができたと思う」と、興奮した面持ちのソルベルグ。「これほど自信を持って走ることができたのはスバル時代の2004年以来だよ。表彰台フィニッシュが最優先だから、それほどリスクは犯していないのに良いタイムを出せたのはうれしい」
 2位ソルドと3位ソルベルグの差は19.1秒に縮まったが、ソルドは「最終日はSSも短い。王宮前のポディウムまで無事MINIを運ぶよ」と、余裕をみせる。
 優勝に王手をかけたローブは「今日は路面の状態も良く楽しく走ることができた。夜のチュリニ峠は素晴らしい雰囲気で、やはりモンテカルロは特別なラリーだね」と、4年ぶりのモンテカルロ参戦を楽しむ余裕の走行。2008年以来通算6度目となる優勝に向けて、すでにビクトリーランモードに入っている。

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