2010年シーズンも残り2戦となったが、多くのドライバーはすでに8基目のエンジンを使用している。現段階の各ドライバーの使用状況をチェックしておく必要があるだろう。
F1において高い信頼性のエンジンがいかに重要かは、韓国GP決勝でのセバスチャン・ベッテルのエンジントラブルを思い返せば一目瞭然だ。彼のマシンからあがった煙は、F1には何一つ確実なことはなく、マシンの信頼性が速さと同じくらい重要であるかを知らしめた。
各ドライバーはチャンピオンシップで8基のエンジンしか使用することができず、9基目を投入する場合はそのイベントで自動的に10グリッド降格になってしまう。
シーズンのフィナーレが近づくなか、ほとんどのドライバーは最後のエンジンを使用しており、韓国GPでマーク・ウエーバーも最後の新エンジンを投入したことで、タイトルを争う5人のドライバーも全員が8基目を使用している。こうなると、残る2戦においては既存エンジンの信頼性がより重要になってくる。
しかし、言われているほど心配なことでもないようだ。日常では一度使ったエンジンがサービスを受けて再び使用されている。それはややパワーで劣り、フリー走行での周回に制限を受けることになるだろうが、それでも中古エンジンは使用可能なのだ。特にフェラーリのフェルナンド・アロンソがそれを証明しており、彼は9月のイタリアGPで最後の新エンジンを投入したが、ストックしている中古のエンジンをうまく使い回し、ここ3戦で2勝と完全にエンジンを機能させている。
現段階で各ドライバーの使用基数は以下の通りとなっている。
