APRC第6戦チャイナラリー龍遊は11月9日、競技最終日となる5SSの走行が行われ、初日で大差をつけて首位に立ったヤン・コペッキー(シュコダ・ファビアS2000)が、その後もトラブルなしで堅実に走り切り優勝。今季4勝目をマークして、タイトルを決めたシーズンを有終の美で飾った。

 またアジアカップ部門でも、炭山裕矢〔スバルWRX STI)が前日からのリードを守ってトップフィニッシュ。3度目の戴冠を決めた。炭山は総合でも2位でのフィニッシュを決めている。

 選手権唯一、プロパーなステージに舗装区間が含まれるチャイナ戦だが、コンクリート質の舗装のため、雨に見舞われた今回はグラベル、舗装の両路面で非常にトリッキーな状況となり、アクシデントやリタイアが続出していた。

 「コンディションはすごくスリッパリーだったしコンディションもラフだったので、とてもラッキーだった」と炭山。チームメイトのマイケル・ヤング(プロトン・サトリアネオ)も、序盤パンクに見舞われるなどトラブルは避けられなかったが、それでも総合3位に入り、APRCフルエントリードライバーが対象となるAPRCプロダクションカップタイトルを決めた。またヤングは、総合ランキングでも今回リタイアを喫したガウラブ・ギル(シュコダ・ファビアS2000)をかわして2位に入った。

 なお、中国選手権部門で台湾の選手が死亡するアクシデントが発生したため、フィニッシュ後のセレモニーは開催が見合わされた。

 APRCのフルシリーズはこのチャイナが最終戦。アジアカップ単独開催として、タイ・ラリーが12月5-7日に開催される。

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