ファン・パブロ・モントーヤが、NASCARチーム共同オーナーであるジーン・ハースがアメリカを本拠にしてF1チームを運営するというプランを立てたのは「無分別」であると語った。
FIAは「2015年あるいは2016年初めから2020年まで競争力あるレベルで参戦するチーム」を募集、複数の候補を検討した結果、11日、ハース・フォーミュラLLCのエントリーを認めたことを発表した。
2001年から2006年までF1に参戦、現在インディカーで走るモントーヤは、前戦ロングビーチ戦において、ハースのプロジェクトについて次のように語った。
「アメリカで(チームを)作るのだとしたら、僕の考えでは無分別にもほどがある」とモントーヤ。
「全く意味がないから、無分別とすら言えない」
「イギリスからシャーロットにスタッフを連れてくることはできない」
ハースは、月曜の記者会見において、F1チームの本拠をアメリカに置く予定であると認めており、多くの人々が彼の計画に疑問を持つ理由は理解していると述べている。
「それまで誰も成し遂げられたことがないことをしようとすると、懐疑的な見方がなされるものだ」とハース。
「そういった声を静めるには、実際にやり遂げてみせるしかない」
「我々は柔軟に対処していく。物事がうまくいかなければ、他のやり方を試してみる。試せる手段は何でも試みる」
「自分たちはこのプロジェクトに向かって進むための適切な手段を有しており、成功を収められると確信している」
「他人から無理だと言われたプロジェクトを、私はこれまで何度もうまく成功させてきた」