フォース・インディアは今季リザーブドライバーを務めたポール・ディ・レスタに来季のシートを与えるべきだと、元F1ドライバーが語っている。
チームはまだ来季ドライバーを発表していないが、ビタントニオ・リウッツィは以前から、フォース・インディアに来季残留する契約はすでに結んでいると述べている。チームメイトのエイドリアン・スーティルは、まだ正式に契約を結んでいないものの合意に至っているとマネージャーが認めた。
しかし、ディ・レスタとニコ・ヒュルケンベルグもフォース・インディアと交渉を行っており、ふたりのどちらかがスーティルのチームメイトになるのではとの報道があるとMotorsport.comが伝えている。
ディ・レスタは、28日にDTMタイトルを獲得、来季はF1に参戦したいと語っている。
「当然、来年(フォース・インディアの)シートを獲得したいと思っている。彼らとの関係を長期的に続けていきたいんだ」とディ・レスタ。
「僕の夢はF1の世界チャンピオンになることだ。それが僕が次に取り組まなければならない課題なんだ。うまくいくよう願っている」
ディ・レスタと同じスコットランド出身の元F1ドライバー、アラン・マクニッシュは、フォース・インディアは彼をF1デビューさせるべきだと考えている。
「ここ数レースでスーティルとリウッツィがしてきたミスを見ると、ポールが乗る理由があると言わざるをえないだろう」
「残念ながらモータースポーツには政治的な問題が多く存在するし、中でもF1がその最たるものだ。そのためドライバーのパフォーマンスだけではだめなんだ」