シーズンオフにファクトリーを訪れたトロロッソのセバスチャン・ブエミが、2011年型マシンはいい感じだとの印象を語った。
正式にチームから発表されていないものの、ブエミは来季もトロロッソに残留する見込みだ。彼は最終戦後にシミュレーターに乗り、ファクトリーで新車STR6の開発の進行状況をチェックした。
「ミルトン・キーンズのシミュレーターに乗りに行った」とブエミはチームの公式サイトにおいて述べている。
「2011年のバーレーンは遠い先のことだから、次のレースに向けて準備するいつもの作業とは違っていたけれど、有意義なセッションだった。“バーチャル”なマシンだったが、それでもまたマシンに乗ることができて嬉しかった。来年はKERSが復活し、アジャスタブル・リヤウイングが導入されて、コクピットでの作業がかなり増えるからね」
ブエミはファエンツァのファクトリーを訪れ、来年のマシンの作業の進行状況を見たという。
「来季のマシンが今どの段階なのかを見ることができた。STR6については何も言うつもりはないけれど、いい感じだということだけ言っておくよ! レースカーは、いい感じに見えれば、だいたいは実際にいいものだと言われているから、気分よくファクトリーを後にした。とても興味深い1日だった」