ヤルノ・トゥルーリは、以前からのウワサどおり、ロータスF1レーシングと契約したことが14日、正式に発表された。伝統あるロータスブランド、そしてチームを支えるマレーシアのために全力で戦うとトゥルーリは宣言した。

「ロータスF1レーシングという新しいチームとサインすることができて光栄だ」とトゥルーリはドライバー発表の際にコメントしている。
「僕はこのチームのマネージメントおよび技術スタッフの長期的なビジョンに非常にいい印象を持った。（チームプリンシパルの）トニー（・フェルナンデス）はとても野心的なプランを立てているが、チームがこの高い目標を達成できるようチームを手助けする準備はできている。また、以前他のチームで共に成功を収めたマイク・ガスコインと再び一緒に働けることを嬉しく思っている。彼とはとてもうまくやっており、彼の仕事のやり方を僕は尊敬している。ロータスはインスピレーションを感じさせるアイコニックなブランドであり、その名前がF1に戻ってくるのは素晴らしいことだ。我々はチームのためにロータスの伝統からインスピレーションを引き出したいと思っている」

「ヘイキと一緒にレースができることも嬉しい。2007年から彼とレースで戦うことを楽しんできた。僕と同様に彼は、F1で最も名声あるチームの中のふたつで過ごした時期から貴重な経験をここに持ち込むことができる。僕たちふたりは、F1の中で最も競争力が高いペアのひとつだと信じている。僕らはトニーとチームが示してくれた信頼に応えるため、ロータスF1に成功をもたらそうという決意を持って戦っていく」
「マレーシアのチームであることから、僕らはひとつの国の期待を背負って戦うという責任をも負うことになるが、彼らの信頼に報いるために全力を尽くしていく。僕は勝つためにここにいる。チームとマレーシアのために戦うつもりだ。誇り高きマレーシアの人々すべてがチームをサポートしてくれるはずだ」