チームのマネジメント陣に不協和音が生じているとうわさされるメルセデスGPだが、チームプリンシパルのロス・ブラウンとメルセデスベンツ・モータースポーツ・バイスプレジデントのノルベルト・ハウグがこれを否定した。
ブラウンとハウグはチームの今後の方向性について意見が食い違い、対立しているといううわさがささやかれている。しかしブラウンは英AUTOSPORTに対してこのうわさを否定した。
「私の経験からいうと、仕事に対する哲学あるいはアプローチを持ち、その哲学あるいはアプローチに従い、結果を待てばいい」とブラウンはコメントしている。
「社内において、皆を勇気付け、自分たちの弱点を理解し、どこを改善すべきかを理解させるための哲学と思想を私は持っている」
「したがって、大きな穴があれば、それを埋めなければならない。しかし大きな穴などないと考えている。ここにいる大部分の人々が、去年選手権を勝ち取ったスタッフだ。しかしこのビジネスは絶えず進化している。自分たちの組織とマシンを進化させなければ、脱落してしまうだろう」
「ノルベルトとの間には何も問題はない。ふたりともこの結果には満足してはいない。協力して働いているし、成功を成し遂げていくつもりだ」
「協力しなければ、成功を手にすることはできない。チームの全員を大好きだというわけではないが、私はプロとして仕事にあたっている。といっても、ノルベルトのことは大好きではないと言っているわけではないよ」
ハウグも、ブラウンとは信頼関係にあると主張した。
「ロスのこともテクニカルチームのことも100パーセント信頼している。こういったうわさが持ち上がるのも理解できる部分はあるが、我々はハリウッドスターではないのだから、パドックで抱き合ったり、ゲームをすることはない。時には我々がストレスを感じているように見えるかもしれない。時には集中していたり、いらいらしていることもあるかもしれない。だがこれが現実の生活であり、我々はすべてのエリアにおいてとてもいい形で協力して働いていると考えている。もちろん今は我々全員にとって学習のプロセスなのだ」
