ヴァルター・ロールのニュルブルクリンク24時間レースへの復帰を
ニュルマイスターがサポート

ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:ミヒャエル・マハト)のポルシェ大使およびテストドライバーとして活躍しているヴァルター・ロール (63)のニュルブルクリンク24時間レースにおけるチームメイトが決定いたしました。2度のWRCチャンピオンに輝いているロールとともに911 GT3RSのステアリングを握るは、元 DTMドライバーのローランド・アッシュ(59)、ジャーナリストのホルスト・フォン・サウルマ(55)そしてクリス・ハリス(35)というニュルブルクリンクの北コースを知り尽くした強者達です。

DTM で2度のドライバーズランキング2位という実績をもつローランド・アッシュは、 ニュルブルクリンク24時間レースに12回以上参戦しており、2004年には総合5位に入っています。彼のレースキャリアはポルシェトロフィーシリーズによって築かれました。シュヴァーベン出身のアッシュは、ポルシェ944ターボカップでは無敵を誇り、3回チャンピンになっています。1991年には、ポルシェカレラカップドイツのタイトルを獲得しています。そして 2010年、ローランド・アッシュは、911 GT3 Cupでドバイ24時間レースに出場し、リタイアするまでレースをリードしたのです。

アッシュのデビューレースは1987年の944ターボカップで、このときのチームメイトがホルスト・フォン・サウルマでした。「Sport Auto」の編集長、ホルスト・フォン・サウルマがニュルブルクリンク北コースマイスターと呼ばれるまで時間はかかりませんでした。サウルマは1988年から20回この伝統ある24時間レースを戦ってきています。2001年には、当時55歳のサウルマはポルシェのワークスドライバー、ティモ・ベルンハルトと組んで911 GT3 Rのステアリングを握りました。またジャーナリストとして、北コースで定期的にテストを行っており、 2004年にはポルシェ・カレラ GTでラップレコードも樹立しています。

イギリス人モータースポーツジャーナリスト、クリス・ハリスが最初に北コースを走ったのは1999年のことです。それ以降ニュルブルクリンク24時間レースに4回出場しており、2007年にはポルシェ911 GT3 カップで参戦しています。2008年には、ハリスは 911でニュルブルクリンク・ロングディスタンスチャンピンシップ(VLN)で10位に入っています。イギリスで行われるカレラカップにも2回スポット参戦しており、それぞれ6位、7位という成績を残しています。

ニュルブルクリンク24時間レースの前哨戦として、ロールと彼のチームメイトは、450PSを発生する911 GT3 RSでニュルブルクリンク・ロングディスタンスチャンピンシップ(VLN)に2戦出場する予定です。ロールは「我々はコースと車にすぐに慣れるでしょう」と自信を伺わせています。「我々は実践的なピットストップのメニューをこなす必要があるでしょう。なにしろ、最後に私がレースでドライバーチェンジをしたのは17年前のことですから」。

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