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投稿日: 2009.11.20 00:00
更新日: 2018.02.23 11:00

【ポルシェジャパン】国際格式 GTレース用のニューモデル、ポルシェ911 GT3 R


プレスインフォメーション
2009年11月20日

国際格式 GTレース用のニューモデル、ポルシェ911 GT3 R

 ポルシェAG(本社:ドイツ、シュトゥットガルト 社長:ミヒャエル・マハト)では、ポルシェ911 GT3 Cupに続き、2010年のモータースポーツシーズンに向けてもうひとつのレーシングカー、ポルシェ911 GT3 Rを導入します。

 911 GT3 RはFIAの定める国際格式のGT3レギュレーションに準拠した911 GT3 Cup Sの後継モデルで、これまで以上の動力性能とハンドリングを主眼として開発が進められました。

 911 GT3 Rには4リッター、水平対向6気筒エンジンが搭載されています。最高出力は353 kW(480 bhp)で、シーケンシャルタイプの6速ドッグトランスミッションを介して後輪を駆動します。

 車両重量わずか1,200kgの911 GT3 Rの開発は、日本をはじめ世界各国で開催されているワンメイクレース、カレラカップの競技車両として9月にデビューした911 GT3 カップをベースにしています。エンジンの排気量を200 cc拡大したことで、最高出力はベースモデルと比較して30馬力向上しました。911 GT3 R、911 GT3 カップは、ともにロードゴーイング モデルの911 GT3 RS のボディをベースにしています。

 911 GT3Rは、アンチロックブレーキシステム(ABS)やトラクションコントロール、そして「スロットルブリップ」機能を内蔵した電子制御スロットルを装備したことによって先代モデル以上に操縦しやすくなり、さまざまなドライバーにとって最適な一台となりました。

 前後フェンダーには大きなホイールアーチが設けられ、先代モデルよりもトレッドがワイド化されたことをはっきりと表しています。また現行911の第2世代の全モデルと同じように911 GT3Rにも、リアのテールライトクラスターに視認性の高いLEDを使用しています。

 911 GT3 Rは2010年1月14日、バーミンガムモーターショーで初公開される予定です。このモデルはヴァイザッハのポルシェ研究開発センターに拠点を置くポルシェのモータースポーツ部門が生産を行い、2010年春からヨーロッパを中心としたカスタマーチームのもとに送り出される予定です。2011年からは、日本および世界各国へのデリバリーが開始される予定です。


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