WRC世界ラリー選手権第3戦メキシコで、湖に転落したオット・タナクのフォード・フィエスタRS WRCのオンボード映像が公開された。
タナクはデイ1最初のステージ、SS3スタート直後にコースオフし、湖へ転落した。ドライバーは無事に脱出したものの、マシンは湖の底へ沈み、事故から約10時間後にクレーンによって回収された。
今回公開された動画には、湖に転落してから数秒で車内に水が入っていくる様子や、脱出するドライバーたちの緊迫した息遣いが収められている。
回収されたタナクのマシンは、チームクルーの手によって修復されたが、デイ2スタート前のテストステージへ向かう道中でストップ。ステージを走ることなくデイリタイアしている。