2010年F1最終戦アブダビGPにチャンピオン候補として臨む4人のドライバーが、それぞれのエンジンの状況について語った。
現在のF1レギュレーションではマシン1台につきエンジン8基しか使用できず、9基目を投入する場合には10グリッド降格のペナルティを受け、タイトルの望みが遠のくことになる。
ランキング首位のフェルナンド・アロンソは5人の中で一番早くすべての新品エンジンを使用、3位のセバスチャン・ベッテルも韓国でエンジンブローがあったため、エンジンの状況が理想的とはいえないとチームは認めている。マーク・ウエーバーは最後の新品エンジンを投入したのは韓国GPで、かなり有利な状況だ。また、タイトルを獲得するのはかなり難しくなっているルイス・ハミルトンも、メルセデスエンジンの信頼性に大きな自信を持っている。
アブダビGPの木曜記者会見で、週末のエンジンの使い方について聞かれた4人が次のように答えた。
「エンジンに関しては僕らはすごく有利な状況だよ」とハミルトン。
「メルセデスは素晴らしい仕事をしてくれた。エンジンに関して僕らは過去数年にわたって懸命な取り組みをしてきたし、今年はものすごく運にも恵まれた。信頼性は最高だ。今週末もそれが続けばいいな。あまり走っていない、かなり新しいエンジンを1基持っている。だから上位勢より少し有利なんだといいね」
韓国GPでエンジンがブローし、勝利を失ったベッテルは、心配はないと述べている。
「金曜用のエンジンが1基と、何かトラブルがあった場合のスペアがある。その後の週末用には、鈴鹿で1レース使ったエンジンを用意している。だから問題ないはずだよ。でも、フェルナンドとも状況は少し似ているかもしれないけど、何か問題が起これば状況は悪くなる」
「8基のうちの1基を金曜に使い、土曜と日曜に1基を使う」とアロンソ。
予選と決勝に使うエンジンは走行距離に余裕があるエンジンかと聞かれたアロンソは、「たっぷりあるよ」と答えた。
ブラジルGPでのオーバーヒートについて聞かれたウエーバーは、「あの時にはかなり心配した」と述べている。
「そのエンジンを今週末の前半に使い、様子を見る。何のトラブルだったのか理解して少しでも安心したいという意味もあって、そうするんだ。土曜と日曜にはかなりいい状態のエンジンがある。問題ないはずだよ」
