2014年F1ドイツGPの土曜予選で、フェラーリのフェルナンド・アロンソは7位を獲得した。
■スクーデリア・フェラーリ
フェルナンド・アロンソ 予選=7位
7番手というリザルトに満足することはできないが、今週末はアップダウンがあり、その結果だ。実際の予選順位を別にすれば、F14 Tにより快適に乗れるようになったし、クルマの性能を最大限に引き出せたと思う。
決勝ではタイヤのデグラデーションの関係で、より一層苦しむことになるだろう。これだけ気温が高いと、リヤタイヤのスライドが激しくなるし、ピットストップの回数を正しく選ぶことがとても重要になる。
天気予報ははっきりしておらず、雨が決勝中に降るのか、決勝後に降るのか、分からない。上位争いに加わるためには、クレバーに適切な予想ができるよう準備しておく必要がある。
ここではオーストリアと同様、メルセデスとウイリアムズは手が届かないところにいるようだ。でもその後ろのグループのトップに立てるよう最善を尽くす。
接戦になり、多数のオーバーテイクが行われるレースになればいいね。ただ、それほど多くの驚きは見られないと思う。FRICが外されても(序列に)大きな変化はないし、上位とのギャップはあまり縮まらなかったからね。
今年の僕らは気温が低いと多少競争力を発揮できるようだ。僕らはデグラデーションが大きく、特にリヤがひどい。暑いとその影響が少し大きくなる。予選では新品タイヤを使うことでタイヤのグリップの問題がさほど露わにならないけれど、明日の決勝では今日よりもパフォーマンスを発揮するのに少し苦しむことになるだろう。