2014年F1中国GPの日曜決勝で、ケータハムのマーカス・エリクソンは20位だった。
■ケータハムF1チーム
マーカス・エリクソン 決勝=20位
今日のレースは最初から最後までアンダーステアに苦しめられた。どのタイヤセットでもバランスがよくなく、そのために思ったようにプッシュできなかった。完走できたのは嬉しいけれど、アンダーステアがなければもっと速く走れたはずだ。
スタートは完璧ではなく、1周目の終わりにはマルシャ2台の後ろになってしまった。最初のスティントで履いたソフトタイヤにはあっという間にグレイニングが起きたため、10周目にミディアムに交換した。アンダーステアを和らげるためにフロントウイングに少し変更を加えたが、ほとんど効果はなく、それ以上プッシュすることはできなかった。
第3、第4スティントはソフトで走ったが、それでも状況は変わらず、そのころにはほぼ単独走行になっており、ひたすらフィニッシュを目指して走ることになった。
シーズン初めのフライアウェイがここで終わった。ヨーロッパラウンドはスペインで始まるが、そのコースはとてもよく知っているから、ルーキーとしてはすごく有利だ。これからファクトリーで長い時間を過ごし、シミュレーターを使う予定だし、バルセロナでは新しいパーツが導入されるから、強さを増して戦いに戻って来ることができると思う。スペインからの数戦で進歩を果たすための準備はできていると確信している。