2014年F1中国GPの金曜プラクティスで、ケータハムの小林可夢偉は17位/21位という結果だった。
■ケータハムF1チーム
小林可夢偉 フリー走行1=17位/2=21位
FP1の最初は路面温度が今年一番低い状態だったので、タイヤを作動温度領域に持っていくのにとても苦労しました。
マシンバランスは問題ないと感じましたが、フロントがロックする症状に悩まされました。3回目の走行で左フロントにフラットスポットができてしまい、カーカスの方にまで至っていたため、ピレリと話した後、そのセットで再び走るのは安全とはいえないということで、16周でセッションを終えることにしました。
ランチタイムにマシンにいくつか変更を加えましたが、FP2最初の走行では午前中とは比べものにならないほどスナッピーになっていました。そのため、メカニカル面の変更を行って2回目の走行に臨んだところ、改善が見られました。オーバーステアがひどい状態ではありましたが、正しい方向に一歩前進したのは間違いありません。
金曜の通常のプランに従って作業を進め、オプションタイヤの走行を行った後にロングランでセッションを締めくくりました。でもコクピット内でいくつか問題があり、クリーンなパフォーマンスランにはならなかったので、明日に向けて問題を解決しなければなりません。
最後のロングランはまずまずでした。どちらのコンパウンドもデグラデーションレベルは問題なかったですし、データをたくさん集められたので、今夜分析して明日さらに改善したいと思っています。