2010年F1第15戦シンガポールGPの土曜予選で、ルノーのロバート・クビカは8位を獲得、イチかバチかで1回のアタックに賭け、自分の走りには満足していると語った。ビタリー・ペトロフは13位だった。
■ルノーF1チーム
ロバート・クビカ 予選8位
シーズンのこの時期には、現実的になる必要がある。トップ3のチームが今もマシンの開発を積極的に推し進めている時に、僕らはここに小さなアップデートしか持ってきていない。メルセデスとウイリアムズはこの数戦、僕らと非常に似たペースだったから、自分たちが今日トップ10の5位以下で戦うことになるのは分かっていたよ。それはつまり、8番手よりずっと上は難しかったということだ。マシンは全体的にグリップに欠けており、フロントもリヤも滑っていたけれど、自分のアタックにはかなり満足している。僕らの出たタイミングはQ3で1回しか計測ラップを走らないもので、イチかバチかだったんだ。マシンからほぼ全てのポテンシャルを引き出せたと思うよ。
ビタリー・ペトロフ 予選13位
タイムを見ると今日はQ3進出も可能だったけれど、Q2最初のアタックでミスをしてしまったんだ。Q1をプライムタイヤで突破したが、オプションタイヤでかなり攻めていたらターン5でブレーキが遅れ、マシンのコントロールを失い、右リヤのホイールをウォールにぶつけた。このコーナーは週末ずっとそうだったように午後の雨のせいでまだ湿っており、僕はそこに捕まってしまった。僕のミスだよ。ここシンガポールでは特にオーバーテイクがとても難しいから、明日が厳しいレースになることは分かっている。