8日、バーレーンでF1合同テストがスタート、ケータハムはリザーブドライバーのロビン・フラインスを走らせたが、トラブルのため午後の走行は中止となった。
ケータハムは8日はピレリタイヤのテストを担当、タイヤの作業に集中した。今年はシーズン中テストで各チームが1日ずつタイヤテストに専念することが決まっている。
この日起用されたフラインスは、午前中は順調に周回を重ねていたが、ハイドロリックシステムの漏れが見つかり、午後はコースに戻ることができなかった。
フラインスは合計63周を走行、1分40秒027のタイムで全体の9番手となった。
「午前中に63周を走れて喜んでいたが、午後に走行できなかったのは残念だ」とフラインス。
「ランチ前の最後のランを終えた時、ハイドロリックシステムの漏れが見つかった。そのため、チームはフロアとギヤボックスを外して作業しなければならず、マシンの組み立てにかかるだろう時間を考えて、この日の走行を切り上げ、2日目に向けた準備に専念することに決めた」
「今日使ったタイヤに関してはあまり言えることはない。今日はピレリのテストで、開発用のセットが用意され、自分たちがどのコンパウンドで走っているのかも知らされていなかった」
テスト2日目であり最終日の9日は、レースドライバーのマーカス・エリクソンが走行する予定となっており、小林可夢偉は今回のテストには参加しない予定だ。
「明日はマーカスがテストを引き継ぐ」とフラインス。
「バーレーンで今年最後に走る機会になる。テスト最終日にはチームのテストを順調に行い、できるだけたくさんのデータを集めたい」