シトロエンは2016年の世界ラリー選手権(WRC)へスポット参戦するドライバーとして、クリス・ミークとステファン・ルフェーブル、シェイク・カリド・アル-カシミに加え、新人のクレイグ・ブリーンを起用する。ブリーンは今季、ヨーロッパ・ラリー選手権(ERC)にシトロエンの姉妹ブランド、プジョーのワークスチームから参戦していた。

 ブリーンは2011年にWRCアカデミーでタイトルを獲得し、翌年にはスーパー2000クラスでも王者となるなど活躍。今季のERCではシリーズ3勝を挙げランキング2位を獲得しているドライバー。しかし、WRカーでの経験は少なく、2014年にプライベーターとして2度出場したのみだ。

 大幅に規則が変更される2017年に向けた開発に専念するべく、シトロエンは2016年シリーズへのワークス参戦を取りやめ、ジュニアチームのPHスポーツがオペレーションする形で2016年シーズンへスポット参戦すると発表。チームは「ヨーロッパを中心に行われるラウンド数戦」に、「イベントやチームの状況などを考慮して」1台~3台のDS3 WRCでエントリーするとしている。

 このプライベートチームにはトタルとアブダビがタイトルスポンサーとしてつき、エントリー名は“アブダビ・トタル・ワールドラリーチーム”となる。来月22日に開幕が迫ったラリー・モンテカルロにはミークとルフェーブルの2名が参戦し、第2戦スウェーデンではミークとアル-カシミ、ブリーンがエントリーする。その後もドライバー4名がローテーションを組みながら、スポット参戦していく。

 チームにアブダビからの資金をもたらしているアル-カシミは、経験豊かなドライバーと若い新人ドライバーが混在するドライバーラインアップに満足しているとコメントしている。

「リードドライバーを務めるクリス・ミークは(2017年に向けた)開発を進めながら、シリーズへスポット参戦する」とアル-カシミ。

「それと同時に、PSAプジョー・シトロエングループに所属する才能ある新人にも機会を与える方針なんだ。ノウハウを蓄積しているチームがサポートすることで、彼らは実力を存分に発揮できるはずだよ」

 また、ミークは「2016年に行われるいくつかのラリーに参戦できることは、僕にはとても重要なことなんだ」と語り、シトロエンの2016年プログラムを評価していると明かしている。

「シリーズ数戦にスポット参戦することでレーサーとしての感覚を維持しながら、WRCでの戦い方をさらに学ぶことができる。そういう視点で考えると、モンテカルロに参戦できることはとても嬉しい。モンテカルロは予測しにくいイベントのひとつで、何よりも経験が重要な一戦だからね」

「これらのイベントに完璧な状態で挑めるようサポートしてくれるアブダビやトタルといったパートナーにも感謝している」

 2016年のWRC開幕戦モンテカルロは1月22日~24日に行われる。

本日のレースクイーン

あらた唯あらたゆい
2026年 / D1グランプリ
SHIBATIRE GIRLS
  • auto sport ch by autosport web

    SUPER GT PARADE LAP EP.2 Produced by autosport web

    禁断のGT500スワップ企画第2弾!
    ニッサンZのコクピットに坪井翔と野尻智紀が潜入

  • auto sport

    auto sport 2026年12月号 No.1626

    特集 GAME CHANGER
    一夜にしてカテゴリーの趨勢を塗り替えた
    名車・名プロジェクト

  • asweb shop

    鈴鹿1000km 50回大会記念
    メモリアルフォトブック


    1966年に始まった鈴鹿1000kmレースの歴史を、50回大会を記念して振り返るメモリアルブック

    3,000円