今季F1のエントリー権を得ていないステファンGPだが、今月末にF1マシンの発表会およびテストを行った後、2010年開幕戦バーレーンGPにコンテナを送ると発表した。
現在F1の13のエントリー枠はすべて埋まった状態で、ステファンGPの今季エントリーは認められていない。しかし同チームは先月末、トヨタ・モータースポーツGmbH(TMG)から技術的な支援を受けることで基本的な合意に達したと発表、F1プロジェクトを進行させており、さらに2月2日には、新車ステファンS-01のテストを2月25~28日にポルトガルのポルティマオで行い、それに先駆けて新車発表を行うというリリースを発表した。
チームはこのマシンはTMGのサポートを受けて同チームが開発したものであり、エンジン(ステファンRG-01)はTMGのサービスを受けたものであると述べている。ふたりのドライバーは後日発表し、テストに参加させるとしている。ファーストドライバーにはすでに2年F1で走った経験を持つドライバーを起用するとリリースには記されており、これは中嶋一貴であると、英autosport.comは報じている。
さらにステファンGPは、2010年開幕戦バーレーンにコンテナを送ると宣言しており、今季参戦への意欲を見せている。