ミハエル・シューマッハーが今季末で引退する場合、代わってメルセデスに加入するのではとのウワサが浮上したエイドリアン・スーティルは、現在所属するフォース・インディアに残留することが一番の希望だが、大手チームからオファーが来たら検討すると述べている。
スーティルは9月9日付けのF1公式サイトのインタビューにおいて、今季末で契約が切れることを認め、フォース・インディアが第一希望ではあるが、メルセデスなどのワークスチームや、マクラーレンやレッドブルのような強豪チームから誘いが来たら移籍するかもしれないと述べている。
「来年の契約は結んでいないから、何がベストの選択肢なのかを見ているところだ」とスーティル。
「これから数週間、最大でも1カ月のうちには来年自分が何をするのかを把握したいと思っている。あまり長く待ちたくはない」
「でも一番の選択肢は今もフォース・インディアだよ。このチームにはポテンシャルも将来もあると思うし、すごくリラックスできているんだ。いろいろ条件を考えあわせると、(フォース・インディアより)いいチームを見つけるのはすごく難しい。他のチームに移籍したいと思うのは、それなりのちゃんとした理由がある場合のみだ」
「もしファクトリーチームが複数年契約を結びたいと言ってきたら、検討するだろうね。マクラーレンとレッドブルについても同じで、移籍を検討するだろう。その他のチームはフォース・インディアよりいいわけではないから、チームを移る意味がない」
「今のチームが持つインドの雰囲気が大好きだし、インドに行って、あの国の熱狂的なところを見るのはとても楽しい。だからこういったすべてを考慮に入れて、決断を下すよ。ここが大好きなんだ」