F1ドイツGPの決勝レース中、ピットレーンで脱落したタイヤの直撃を受けたFOMのカメラクルー、ポール・アレンの詳しい容態がわかった。
ドイツGPの決勝レース序盤、レッドブルのピット作業ミスによって脱落したマーク・ウエーバー車の右リヤタイヤが、左手側からアレンに直撃。アレンは意識があったものの、すぐにサーキットの医療センターに運ばれ、その後ヘリコプターで近くのコブレンツ病院に搬送された。
FIAのスポークスマンによると、アレンはこの事故で肋骨2本と鎖骨を骨折し、打撲に加えて脳震盪も起こしていた。また、今週前半は病院の管理下に置かれることになりそうだという。
レッドブルはこの件に関して、危険なリリースを犯したとして3万ユーロ(約390万円)の罰金ペナルティを受けている。