2016年のダカールラリーは9日、ウユニ〜サルタ間817km(SS距離336km)のデイ7が行われ、カルロス・サインツ(プジョー2008DKR16)がステージ制覇。総合ではセバスチャン・ローブ(プジョー2008DKR16)が首位に返り咲いている。

 デイ7はボリビアからアルゼンチンへ移動するルート設定となっており、国境を超える区間でSSが分割される変則的なステージ構成で行われた。前日、マシントラブルなどにより総合2番手へ後退したローブは前半ステージで快走。チームメイトのサインツに対して2分以上、総合首位争いを繰り広げるステファン・ペテランセル(プジョー2008DKR16)に対しては3分27秒のギャップをつけることに成功した。

 しかし、国境を越え行われた後半ステージでローブのマシンにはエンジントラブルが発生。これによりサインツが僅差でローブを交わし、今大会初のステージ制覇を達成した。接戦の総合首位争いは、ペテランセルがサインツから3分27秒遅れのステージ4位となったため、ローブが2分22秒のリードでトップの座を奪い返している。

 デイ7終了後、ローブは「ライバルに対して大きなギャップを築くことができたから、前半は完璧と言える展開だった」とステージを振り返った。

「後半セクションを走り出す直前、ターボの制御系にトラブルが発生してしまった。それでもマシンはほとんど順調に動いていたけれど、集中力を削がれてしまったせいでナビゲーションミスが起きてしまったんだ」

「後半セクションの中間を過ぎたあたりで、マシンの状態が改善した。そのあとはとにかく全力でプッシュしたよ」

「今朝は総合首位の座を奪い返すというモチベーションに満ち溢れていた。今日は完璧な1日ではなかったけれど、トップに返り咲くことができたから満足している。(明日の)休息日を終えたあとの3日間は難しいステージが続くけど、全開でアタックしていくつもりだよ」

 ステージ3位はナッサー・アル-アティヤー(ミニ・オール4レーシング)が獲得。総合順位ではトップと17分36秒差の4番手を維持している。同じくミニ勢のミッコ・ヒルボネン(ミニ・オール4レーシング)が総合5番手に浮上し、ヒルボネンと48秒差の総合6番手にジニール・ドゥビリエ(トヨタ・ハイラックス)が続いている。

 四輪市販車部門での3連覇に挑む日本のチームランドクルーザー・トヨタオートボデーは、ニコラ・ジボン/ジャン・ピエール・ギャルサン組がクラス4番手を維持。三浦昂/ローラン・リシトロイシター組も前日と変わらずクラス6番手で走行を終えている。トラッククラスの日野チーム・スガワラ勢は、菅原照仁/杉浦博之組519号車が総合18番手、菅原義正/高橋貢組528号車はゴール目前のウェイポイント8をステージ45番手で通過している。

 明日は休息日となるため走行は行われず、前半戦を戦い抜いたマシンの整備やクルーの休息に時間が充てられる。競技は現地11日に再開され、サルタ〜ベレン間767km(SS距離394km)が行われる。ダカールラリー2016のデイ7ハイライトはJ SPORTS 3で22時〜22時30分に放送される予定だ。

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