ダニカ・パトリックが、来年F1にデビューするUS F1と契約するのではとのウワサに対し否定的な発言を行った。
ダニカは、ピーター・ウインザーとケン・アンダーソンが設立したオールアメリカンチーム、US F1からコンタクトは来ていないと述べている。
「私の知る限りでは、彼らから連絡は来ていない」とダニカは先週末、LAタイムズに対してコメントし、US F1と契約してF1デビューすることを検討しているとの推測を打ち消した。
2010年の選択肢を絞り込めてきたかと聞かれたダニカは、こう答えている。
「F1ということにはならないと思う。F1で一歩前進する機会はあったけれど、そういう風に人に思わせたくはない。以前ヨーロッパ(での活動)に関して検討したことはあった。でも私はここにいたい。家族が好きだし、友達が好きだし、母国での快適な生活を気に入っているから」
ウインザーは、ダニカに関心があることを認めている。
「非常に優秀な若手アメリカ人が何人かいる。我々は近いうちに決定を下すだろう」と彼は先月末にコメントしている。
「もちろんダニカはリストに含まれている。彼女はアメリカのシングルシーター最高峰シリーズで最も高い位置にいるアメリカ人だからね。彼女は非常に素晴らしい仕事をしている」
ダニカはNASCARへの転向もウワサされているが、その一方でスケジュール的にもハードなNASCARで彼女がやっていくのは無理だろうとの見方もある。
「(インディカー・シリーズから)君が必要だと言われたけれど、状況を見なければね」とダニカ。
「最終的には自分がこれをやりたいという、その気持ちに従うわ。道理にかなったチーム、道理にかなった契約、道理にかなった前進でなければならない。結局はインディカーでレースをして、NASCARに行かないかもしれない。でも今のところは全く分からないの。どうなるかしらね」