ペドロ・デ・ラ・ロサは、2011年シーズンに向けてHRTと契約する可能性はないと断言した。F1レースドライバーの座を追い求めているデ・ラ・ロサだが、残りシートがほとんどない中、大手チームのリザーブドライバーかピレリのテストドライバーの道も考えているという。

 デ・ラ・ロサは、昨年F1レースに復帰しながら、シーズン途中でニック・ハイドフェルドと交代、その後ピレリF1タイヤのテストドライバーを務めてきた。彼は今年再び F1に出場することを望んでいるが、当初可能性が報じられたHRTとの契約は、今は考えていないと述べた。
「HRTは僕の選択肢にはない」とデ・ラ・ロサ。
「今後の活動については分からない。僕はずっとF1のレースシートを獲得しようと努めてきたし、今後も諦めない」
「ピレリはシーズン中にも何度かテストをしたいと考えている。僕が今後もピレリで走るのか、どこかでレースに出るのか、F1のリザーブドライバーになるのか、今は分からない。僕の将来にとって今後の数週間がとても重要になるだろう」

 マクラーレンで長年テストドライバーを務めたデ・ラ・ロサは、今年リザーブあるいはテストドライバーに戻る場合、ピレリタイヤでのテスト経験がものをいうだろうと考えている。
「どこか大手チームが必要としているなら、テスドドライバーの役割は興味深い。今はテストがあまり行われないから、シミュレーターを持っており、リザーブドライバーの存在を重視しているチームを検討する必要がある」
「僕の売りのひとつは、ピレリでテストをしてきたことだ。ピレリタイヤについては少し知識がある。それより重要なのは、去年レースをしたということだ。リザーブドライバーは、マシンに乗る必要が出たときに、態勢が整っていなければならない」
「ピレリがシーズン中にテストの機会を増やすことを期待している。そうすれば、僕がもっとテストをできるようになるからね。チャンスが来れば嬉しいけれど、来なければ、喜んでピレリに残る」

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