9日朝、バルセロナ、サーキット・デ・カタルニアのピットレーンで、スクーデリア・トロロッソの2009年型マシンが正式に発表された。

 レッドブル・テクノロジーとトロロッソが今年も共同でマシンを製作、フェラーリV8エンジンを搭載したそのSTR4でトロロッソは今季を戦う。

「2008年の我々のパフォーマンスは自分たちの期待を超えたものだった」とチームプリンシパルのフランツ・トストは、新車発表に際し、コメントした。
「今年それに匹敵する活動をするというのは、楽な仕事ではないだろう。(だが)このチームにおいては、高い安定性を頼りにすることができる。技術面の主な要素はすべてかなり前から整っているからだ。レッドブル・テクノロジーの協力により、さらなる安定性が確立できている。ヘレスでのレッドブル・レーシングの最初のテストを見ると、シャシーがコンペティティブであり、エイドリアン・ニューエイおよび彼が率いるチームが非常に期待のもてるパッケージを見つけ出したように思える」
「今年はフェラーリとのコラボレーションの3年目に突入する。人的にも技術面でもこの協力関係は非常にうまくいっている」
「2008年には経験の浅いドライバーふたりを起用したが、ブルデーは今や18戦の出場経験を持ち、今年のルーキー、ブエミは冬季テストですでに力を見せ付けている」

 先週アドリアにてシャシー01のシェイクダウンを行ったセバスチャン・ブルデーが、9日の走行を担当、9時にピットレーンがオープンになると、すぐさまコースインし、インスタレーションラップを行ってガレージに戻り、通常のチェックを行い、その後の作業に備えている。ブルデーは9日と10日にシャシー02でドライブし、その後2日間にわたりセバスチャン・ブエミがテストを行う。

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