APRC第2戦ラリーニューカレドニアは5月18日に競技最終日を迎え、ヨーロッパ王者で自身初めてAPRCに挑んでいるヤン・コペッキー(シュコダ・ファビアS2000)が前日からの首位を守り切って、シリーズ初勝利。前日、木にヒットして大量ロスを喫したチームメイトのガウラブ・ギルも2位フィニッシュを果たし、チームMRFが開幕戦に続いての1−2フィニッシュを決めた。

 例年、天候に悩まされることの多いニューカレドニアだが、今年も豪雨に見舞われ路面状況が悪化。設定された17SSのうち6SSがキャンセルを余儀なくされた。

 7分以上のギャップを築いてこの日をスタートしたコペッキー。「最終日はかなり差がついていたので、マディな道でミスだけは避けたかった。プレッシャーはなく、いつも通りファビアS2000も完璧だったから、リラックスして行けたよ。ガウラブは選手権の最強豪だけど、これでシリーズ争いでも同ポイントに並んだ。どんな時でも、接戦はいいものだ」

 APRCの次戦は6月20−22日に開催されるクイーンズランド戦だが「オーストラリアも行ったことのない国。だから、まったく新しいテリトリーになる。次も、エキサイティングになるね」とコペッキー。

 3位には、クスコレーシングからエントリーしたマイケル・ヤング(プロトン・サトリアネオ)が入り、2WDカップでもマキシマムポイントを獲得した。
「本当にタフなラリーだったので、3位に入れてとてもうれしい。スリッパリーな路面を生き抜くのは、マシンにとっても厳しかった。走り切れただけでもうれしいので、高ポイントを手に入れられたのは大きなボーナス。でも選手権争いは、毎戦でポイントを重ねていくことが大切だ」と語るヤングは、2WDカップライバルのトム・ワイルド(ルノー・クリオR3)がこの日もオルタネータートラブルでリタイアを喫したため、タイトル争いで首位に立った。

 さらに、ヤングは今季グループN車両で参戦しているため、今回はオーストラリアの強豪、スコット・ペダー(三菱ランサーエボリューションX)がサスペンション、サンジェイ・タクル(スバル・インプレッサ)がエンジンにトラブルを抱えてリタイアに追い込まれているため、ヤングはプロダクションカップのタイトル争いでも首位に浮上した。

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