バルセロナで最後のプレシーズンテストがスタートし、メルセデスF1 W06ハイブリッドでルイス・ハミルトンが走行を行った。
ハミルトンはバルセロナテスト2回目初日の26日、ランチタイム前に48周を走行したが、MGU-Kのトラブルで午後は走行できず、1分24秒881のタイムで3番手となった。
信頼性の問題が起きたことに関し、ハミルトンは「それほどネガティブには考えていない」と語った。
「問題を見つけるのはいいことだ。今解決することができれば開幕戦では問題は出ない」
「走れば走るほど快適に感じるものだ。今日50周を走るなかで、準備OKだと感じた」
ハミルトンは、メルセデスは昨年よりも順調に準備を進めていると述べている。
「チームは素晴らしい仕事をしている。準備に関しても進歩に関しても、去年よりいい状態だ。去年学んだことを今年うまく応用している。これからも向上していかなければならないが、僕らは前に進んでいる。それはいいことだよ」
ハミルトンは自身にとって最後のテスト走行となる土曜には十分な周回をこなしたいと述べた。
「あと1日走るから、その日が順調にいくといいね。150周走れれば嬉しい。開幕戦に向けてマシンをベストの状態にするためにたくさんの変更をしたいんだ。できるだけたくさんのデータを集めたい。開幕戦、あるいは序盤数戦で問題に直面したときに答えが出せるようにね」
「あと1日しかないけれど、うまくいくだろう」