マクラーレンのルイス・ハミルトンは、ライバル、レッドブルやフェラーリが大きな問題なく走行距離を伸ばしていることに驚いており、自分たちも早くレースシミュレーションを行う必要があると認めた。

 マクラーレンは、あえてライバルチームよりも遅く、2回目の合同テストで新車をデビューさせたが、その後たびたび信頼性のトラブルに見舞われている。バルセロナテスト3日目に担当したハミルトンは、93周を走行したものの、10周以上の連続走行は1回きりであり、午前中にはトラブルのために何度もピットインを繰り返した。

「今日は2回ほどロングランをしたけれど、本格的なレースシミュレーションではなかった」とハミルトン。
「年の初めのテストではピットストップをしたり、本格的なレースシミュレーションをすることが重要だ。1日に2回できれば最高だよね」

 レッドブルやフェラーリは毎日かなりの走行距離をこなしており、それについて感想を求められたハミルトンは、「すごすぎる」と答えている。
「(マーク・)ウエーバーは(今日)140周も走っている。もう笑うしかないね」
「彼らはすごく順調だね。信じられないよ。僕らはそこまで多くの周回をこなせていない。でもゆっくりと着実に追いついていけると思う」

 これまで発生した信頼性の問題は解決していけるとハミルトンは確信している。
「信頼性の問題はどんなものでも心配ではあるけれど、僕の周りのスタッフはすごく優秀だから、どんな問題でも解決できるはずだよ」
「僕らは少しずつ問題を解決してきた。それが僕らのやり方なんだ。もちろんトラブルがない方が嬉しいよ。その方が楽だからね」
「ふたつほど技術的な問題があったけれど、解決することができた。今日は90周ぐらい走れた。僕らにとって一歩前進だ」
「長めの走行を2回ほどできた。もちろんもっと走りこみたい。それは明日やってみるよ。作業は進行中だ。まだ時間はあるよ」

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