F1商業権所有者のバーニー・エクレストンは、バーレーンGPを本来の夏休みの時期に開催するという考えは捨て、シーズン終盤に行うことを検討中であると述べた。
開幕戦の予定だったバーレーンGPは国内の政情不安のためにキャンセルされた。しかしエクレストンは今週、日程を改めてバーレーンGPを開催したいとの意志を示し、夏休みに開催する案を提示していた。
しかしエクレストンは3日、BBCに対し、夏に開催する可能性を否定した。
「8月開催の案は忘れてくれ。気温が高すぎるからな。40度の中、観客がグランドスタンドで座っていなければならなくなる。それは暑すぎる」
「我々に何ができるか、どのようなスケジュール変更が可能か、見てみよう。ブラジルの変更のようなことは可能かもしれない」
「バーレーンの情勢が落ち着く見込みがどれぐらいあるのかは分からない。だが、落ち着くようであれば、(開催の)手段を見つけよう」
来週火曜に世界モータースポーツ評議会の会合が行われ、この件について話し合われ、決定が下される見込みだ。
BBC Sportによると、エクレストンは、バーレーンをアブダビの翌週の11月20日に開催することを考えているという。しかしそのままでは最終戦ブラジルGPまで3週連続開催になってしまうため、バーレーンが入る場合はブラジルを12月にずらさなければならなくなりそうだ。