F1商業面のボス、バーニー・エクレストンが女性だけが参加するF1選手権というアイデアについて言及したが、スージー・ウォルフがそれに対して激しく反発した。

 マレーシアGPの週末、エクレストンは、F1の人気上昇のため、女性のみが参加するF1選手権を立ち上げ、グランプリのメインイベントの前にレースを開催するという案を持っていることを明かした。

「なぜか女性ドライバーは(F1まで)上がってこない。我々が望まないからではない。むしろ望んでいる。女性ドライバーは世間から関心を集めるからね。たくさん報道がなされ、スポンサーも多数呼び込むだろうから」とエクレストンが述べたとThe Guardianが伝えた。

「私はチームに対して、独立した選手権を立ち上げるという提案をした。そうすればF1で女性を走らせることができるだろう。メインイベントの前か、もっと注目が集まるよう予選日の土曜にレースをすればいい」

「今の時点ではこれは単なるアイデアに過ぎないが、F1にとってもグランプリウイークエンド全体にとっても素晴らしいことだと思う」

 ウイリアムズのテストドライバーを務めるスージー・ウォルフは、エクレストンの提案に関し、もっと他のやり方で女性ドライバーをサポートすべきであると強い反発を示した。

「今とは違う方向性が検討されているのは知っているけれど、私としてはそれが正しい方向だとは全く思わない」とスージーがコメントしたとMirrorが報じた。

「まず、力がある女性ドライバーを大勢集めてこなければならない。レースが成立するだけの人数をね。でもいったいどこから探してくるのかな」

「次に、私はモータースポーツのキャリアを通して普通の選手としてエントリーしてレースをしてきた。今になって、女性だけが戦うレースに出たいなんて思うはずがない」

「上位シリーズで戦う力を持った女性ドライバーなどほとんど知らないわ。そんなこと(女性のみの選手権)を考える意図が全く理解できない」

「女性を積極的に助けたいならもっと別のやり方があるはずよ。女性だけのシリーズを立ち上げるなんて、方向性が完全に間違っている」

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