元F1チャンピオン、ジャック・ビルヌーブが、2010年にF1に復帰すると認め、アメリカを本拠とする新F1チームUSF1と契約間近であると報じられたが、その後、ビルヌーブ本人がその報道を否定したようだ。
ビルヌーブは今年度々グランプリに姿を見せており、自らもF1復帰に意欲的な発言をしていたこともあり、来季F1復帰がウワサされていた。
ドイツのスポルト・ビルト誌が、水曜、ビルヌーブがUSF1と契約間近であると報じた。同誌はビルヌーブの「本当だよ。僕はF1に復帰する」というコメントを伝え、数週間のうちに正式発表がなされると予想していた。
しかしこれを受けて、Auto123.comがビルヌーブのインタビューを行ったところ、ビルヌーブはスポルト・ビルト誌の報道を否定したという。Auto123.comは、ビルヌーブはUSF1からコンタクトはないと述べ、「F1に復帰したいと言ったが、チャンスはかなり小さい」と語ったと報じている。また、USF1のディレクターであるピーター・ウインザーも、ビルヌーブとはモナコで少し話しただけで、その後話はしていないとコメントしている。