ピレリF1タイヤの初の合同テストを終え、ピレリのモータースポーツディレクター、ポール・ヘンブリーは、2011年シーズンに向けて作業は順調に進んでいると述べた。
2011年からF1タイヤサプライヤーとなるピレリは、これまでトヨタの2009年型マシンTF109でテストを行ってきたが、11月19、20日の2日間、F1全チームが初めてそれぞれの2010年型マシンでミディアムとソフトの2種類のピレリタイヤを走らせた。
テストの結果を元にさらにタイヤは変更されるが、ヘンブリーは作業の進行状況に満足感を表した。
英AUTOSPORTから2011年開幕戦への準備はうまく整えられそうかと聞かれ、ヘンブリーは「もちろんだ」と答えている。
「衝撃的なことも、驚きも、悲惨なことも全くなかった。ここ(アブダビ)での結果はただただ励まされるようなものであり、その点、目標に向かって進んでいるといえる」
12月にピレリはバーレーンでプライベートテストを行い、テストドライバーのペドロ・デ・ラ・ロサがさらに今回とは別のコンパウンドも走らせ、2011年に使用する4つのスペックを決定する作業を行うということだ。
アブダビでのテストに先立ち、ピレリはこのテストの一番の目標はコンパウンドの決定についてのデータを取ることだとしていた。
「コンパウンドのチョイスについてとてもいい目安を得ることができた」とヘンブリー。
「今回テストをし、来月バーレーンで作業を行った後、各サーキットに向けた理論上の選択についてかなりいいアイデアを得ることができるだろう」
「ただ、異なるコンディションと温度の下で実際にコースを走ってその結果を見なければ、答えは出ない。しかしそれも経験の一部であり、時間とともに積み重ねていくことができる。我々は目標までそう遠くないところにいると思う」
