フェラーリが今年の夏にマラネロの風洞を大幅にアップグレードさせる計画でいると、アルド・コスタが語った。

 フェラーリは、シーズン序盤のレースでマシンに施したアップグレードが風洞データの示すダウンフォース量に届いていなかったことを認めている。

 彼らは、ケルンにある旧トヨタF1の風洞をレンタルするなどしてこの問題を詳しく分析した結果、マラネロの風洞が誤ったデータを導き出していることを発見し、問題の原因であることを突き止めた。

 フェラーリのテクニカルディレクターを務めるアルド・コスタは、これまでの改良に加え、今年の後半には大幅なアップグレードを計画しているとコメントした。
「風洞に問題が起きることは珍しくないが、残念にも多くの注意が集まっているときに起きてしまった」

「今のマシンは、多くのエリアで空気の渦が非常に複雑となっているので、うまく働いていない部分があった。だから、風洞を見直さなければならなかった」
「さらに、設備自体も詳細なエリアで再設計しなければならない。おそらく、8月のサマーブレークの後、9月か10月になるだろう」

 コスタは、トヨタの施設を利用したことが、フェラーリの問題解決に役立ったと認めている。

本日のレースクイーン

佐波芽衣さなみめい
2025年 / スーパーGT
Pacific Fairies
  • auto sport ch by autosport web

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

    RA272とMP4/5の生音はマニア垂涎。ホンダF1オートサロン特別イベントの舞台裏に完全密着

  • auto sport

    auto sport 2025年7月号 No.1609

    【特集】LE MANS 2025
    “史上最混戦”の俊足耐久プロト頂上決定戦

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円