2011年F1トルコGPの日曜決勝で、トロロッソのセバスチャン・ブエミは9位、ハイミ・アルグエルスアリは16位だった。
■スクーデリア・トロロッソ
セバスチャン・ブエミ 決勝9位
全体的に自分のレースにはすごく満足している。これ以上の結果を出せたとは思わない。最後の2周でポジションをふたつ落としたのは事実で、それがなければ7位でフィニッシュできたはずだった。でもタイヤからくるバイブレーションがひどくてステアリングを握り続けることすらできない状態だったんだ。原因はタイヤウエアではないから、何が起こったのか慎重に分析しなければならない。今まで経験したことのない感触だった。
それでも素晴らしいレースだったし、何度もオーバーテイクを仕掛けることができ、果敢に戦った。16番手スタートからポイントを獲得できたのだから喜んでいい。しかもピットストップは3回しか行わなかった。ここではピットストップでロスする時間はそれほど大きくなかったので、興味深い状況だったね。
今後もマシンを開発し続けるし、今後新たにパーツが導入されるから、それによって今後の数戦も入賞争いができることを期待している。
ハイミ・アルグエルスアリ 決勝16位
いつもどおりベストを尽くし、最初からプッシュしていった。でもリヤタイヤのデグラデーションがひどく、特に最後のスティントでは大きかった。そのためにひどいオーバーステアになり、終盤に余計なピットストップを行わなければならず、4回ストップとなってしまった。なぜチームメイトは僕と比べるとさほどこの問題に苦しまずに済んだのか分からない。原因を探るためにデータをチェックする必要がある。次はバルセロナ。僕のホームレースだからとても重要なレースだ。去年は入賞しているし、いい思い出がたくさんある場所だよ。