2012年F1第3戦中国GPの公式予選Q2は、レッドブルのマーク・ウエーバーがトップタイムを記録した。ザウバーの小林可夢偉は5番手でQ3に進出した。
予選Q3進出をかけたQ2では、最初のアタックでメルセデスのニコ・ロズベルグとミハエル・シューマッハーが早々に1-2を築き、3番手ルイス・ハミルトン、4番手キミ・ライコネンらに続き、ザウバーの可夢偉が5番手につけた。
可夢偉はその後、2回目のアタックでもマクラーレンやロータスといった上位勢を上回る走りを見せて5番手タイムをマーク。チームメイトのセルジオ・ペレスに先行を許したものの、今季初の予選Q3進出を果たした。
トップタイムはレッドブルのマーク・ウエーバーが記録。ロズベルグとシューマッハーのメルセデス勢に続き、ペレスと可夢偉のザウバー勢が続くかたちとなった。他にQ3に進んだのは、マクラーレン、ロータスの各2台とフェラーリのフェルナンド・アロンソ。
一方で、王者セバスチャン・ベッテルは最後のアタックも届かず11番手でまさかのQ2敗退。一時はトップ10圏内につけたフェリペ・マッサもベッテルの後ろ、12番手で予選を終えている。