ホンダは、来月のF1日本グランプリで鈴鹿サーキット場内のグランプリスクエアに往年のF1マシン3台を展示することを明らかにした。
来シーズンからマクラーレンのパワーユニットサプライヤーとしてF1に復帰するホンダは、10月2日(木)から5日(日)まで鈴鹿サーキットで開催される「2014 FIA F1 世界選手権シリーズ第15戦 日本グランプリレース」で、2015年からのF1参戦に向け、往年のF1マシンを展示する『Hondaブース』をグランプリスクエアに展開する。
ここでは、1990年にアイルトン・セナが2度目のドライバーズチャンピオンを獲得し、マクラーレン・ホンダとして3年連続のドライバーとコンストラクターのダブルタイトルを達成した「マクラーレン・ホンダMP4/5B」、その翌年にセナが2年連続のドライバーズチャンピオンを決め、マクラーレン・ホンダ4年連続のダブルタイトルを獲得した「マクラーレン・ホンダMP4/6」、そして第2期F1活動最後のマシンとなった1992年モデルの「マクラーレン・ホンダMP4/7」の3台が展示される。
さらにこの『Hondaブース』では、ホンダコムテックがグランプリ開催期間中に、特製ポーチ付きの「オリジナルTシャツ」を限定ながら先行販売することも決まっている。
なお、今年の鈴鹿では、ゲスト来場する1992年のワールドチャンピオン、ナイジェル・マンセルがウイリアムズ・ホンダFW11(1986年)を、佐藤琢磨が1988年のマクラーレン・ホンダMP4/4に乗りこみ、決勝レース前にデモ走行を披露。この2台はグランプリスクエアの特設会場でも展示されるほか、エンジン始動体験も実施される予定、そのほかにもホンダのF1復帰を記念する各種イベントが多数用意されている。