ポルシェの新チェアマン、マティアス・ミューラーが、パリモーターショーで、1日、F1への参戦を真剣に検討する意向であると発言した。
autosport.comの報道によると、ミューラーはAutocarに対して、近い将来、ポルシェと姉妹ブランドのアウディのどちらかがLMP1マシンを製作、もう一方がF1に参入することを望んでいるとコメントした。
「LMP1で両方のブランドを走らせたくはない」とミューラーはAutocarのウェブサイトにおいてコメントしている。
「(ふたつの)ブランドのうちひとつをLMP1で、もうひとつのブランドをF1で走らせることの方が理にかなっているかどうか、議論しなければならない。この件についての賛否を話し合うつもりだ」
今年5月にポルシェの親会社、フォルクスワーゲンのモータースポーツ部門のボスであるクリス・ニッセンが、2013年にアウディ、フォルクスワーゲン、ポルシェのいずれかのブランドでF1に参戦することに関心があると認めた。6月にはアウディのモータースポーツチーフ、ウォルフガング・ウルリッヒがF1参戦を否定している。
ポルシェは、F1活動を行う場合、エンジンサプライヤーとして参戦するものと見られている。