マクラーレンは、25日から始まるアブダビ合同テストで、ホンダのパワーユニットを搭載したテストカーを、公にデビューさせることを明らかにした。
チームは最近、宣伝用のフィルミングデイを利用し、ホンダが2015年に向けて開発した新V6パワーユニット搭載のテストカーを、シルバーストン・サーキットでシェイクダウンした。
彼らは、このテストから得られたポジティブなフィードバックを確認し、25日から2日間、アブダビGPが行われたヤス・マリーナでのF1合同テストで“マクラーレン・ホンダ”を走らせる用意を整えた。
マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、「すべてのシステムを確認、作業を継続するためにマシンを走らせる」とコメント。
彼らは、2015年のドライバーをひとりも発表していたないため、チームのテスト兼リザーブドライバーを務めるストフェル・バンドーンが2日間とも走行を担当する。
「新エンジンの最初のチェックの際は、我々もどれだけ周回できるかわからないので、多少退屈な仕事になるだろう」とブーリエ。
「できるだけ多く走りたいが、どれだけ走れるか、確信はない」
最終戦を終えたチームは、合同テストに新たな登録名で参加するため、これまでのマクラーレン・メルセデスから“マクラーレン・ホンダ”へのロゴの変更作業なども進めている。
A new era: preparations take shape ahead of Abu Dhabi testing. #McLarenHonda pic.twitter.com/O0JpTToVDo
— McLaren (@McLarenF1) 2014, 11月 24