フェラーリの2014年シートを失ったフェリペ・マッサは、来シーズンのF1グリッドに並べない可能性もあると報じられている。
今月11日、フェラーリは、現ロータスのキミ・ライコネンと2年契約を結び、2014年からの2シーズンをフェルナンド・アロンソとライコネンのコンビで戦うことを明らかにした。
一方、チームの発表を前に自身のTwitterで「僕はもう2014年からフェラーリで走らない」と述べていたマッサは、来シーズン以降も上位争いができるチームへの移籍を希望。マネージャーを務めるニコラ・トッドは、最も興味深いシートとしてライコネンの後任となるロータス入りが「今の一番の選択肢だ」と語っている。
しかしながら、フェラーリの地元イタリアのスポーツ紙『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』は、マッサがロータスどころか来季のグリッドに並ぶことさえ厳しいと報じていると、grandprix247.comが伝えている。
同紙は、ライコネンを起用するというフェラーリの決定が「避けられないものだった」とし、「彼(マッサ)のリザルトは下り傾向にあった」と論じている。
それでも同紙は、マッサが過去のエディ・アーバインやルーベンス・バリチェロよりも優れた“偉大なナンバー2”だったと評している。