フェラーリのフェリペ・マッサは、今週末の開幕戦オーストラリアGPを前に、フェラーリの今季“一番のライバル”は、ブラウンGPであると語った。

 通常ならマクラーレン・メルセデスがメインのライバルであるところだが、シーズンオフのテストではMP4-24の空力パッケージはパフォーマンス不足に苦しんでおり、開幕戦ではトップ争いに加わるのは難しいと予想されている。一方でブラウンGPは、オフのテストで他車を1秒も上まわるタイムを連発、周囲を驚かせた。
 元ホンダF1チームは、他チームよりかなり早い時期から2009年マシンの開発に着手しており、これによって新レギュレーションへの適応に多くの時間をかけることができた。
 マッサは、ブラウンの速さは本物であると語ると共に、マクラーレンが新規則にうまく適応できなかったことに当惑を示している。

「最近のテストを見れば、ブラウンGPが一番のライバルであることは間違いない」というマッサのコメントを、AP通信社が伝えている。
「ブラウンGPが奇跡の復活を遂げ、他の誰よりも1秒も速く走ったのを、僕らは目撃した」
「テストはレースの週末ほど重要視すべきものではないと言う人間は多い。それは事実だが、(マクラーレンのように)常に下位を走っているとすれば、好調ではないのは明らかだ」

 一方、2008年のタイトルを母国ブラジルでの最終戦でマクラーレンのルイス・ハミルトンに奪われたマッサは、この経験によって自分はより一層強くなったと感じている。
「僕にとって精神面で貴重なレッスンになった」とマッサは言う。
「おかげで僕は確実に強くなった」
「(今年の)マシンはコンペティティブだ。速く、安定している。何度かレースシミュレーションを行う機会があったが、マシンには全く問題がなかった。僕らはタイトルへの挑戦をスタートする準備ができている。ここ数年同様の競争力を発揮できることを願っているよ」

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